蒙古タンメン中本 海老味噌を食す
夕食は家族で食べる。
しかし、なぜか今日はメニューの中に私だけ、白米がない。妻が炊くのを忘れていて、私の分は足りなかったみたいだ。もちろん、この場合は父である私は優先順位が低い。まあ別にいい。代わりにあるものが用意されていた。それが蒙古タンメン中本 海老味噌だった。
名前でもう美味そうじゃないか…パッケージも最高だ。絶対にうまい。
海老の濃厚な味噌、想像するだけで体が震える。
いざ実食だ。
うまい…想像通りだ。濃厚な味噌と海老のハーモニー。
うっ、なんだこの辛さは、蒙古タンメンは今までに食べたことがあるが、辛い。
うまい…けど、辛い…。もう一口うまい…けどすごく辛い…、辛い。
舐めていた。かなり辛い。私は辛さには強い方ではあると自負していた。ペヤング獄激辛を完食できるレベルだ。しかし、辛いものを食べる時はいつも挑戦の気持ちで挑んでいたが今回は不意だ、不意。
不意に蒙古タンメンは刺激が強すぎた。
蒙古タンメンは辛いという根本的なことを忘れていたのだ。だがもちろん、完食はした。私は負けなかったが、かなりメンタルがやられる戦いだった。
私は激しく後悔した。白米がないことに怒っていればよかったものの、蒙古タンメンを見るや喜んでしまってはもう今更怒ることもできない。今は白米が恋しい。炭水化物×炭水化物でもいい、白米で口の中をマイルドにさせてくれ。
辛いものを食べる時は体調管理とその時の気分を見直した方がいい。これが経験者である私からのアドバイスだ。